酸化ストレスの蓄積が『シミ』やシワなど肌トラブルを引き起こす

前回、「2月は一年で一番空気が乾燥して湿度が低くなる」とお伝えしましたが、3月からは紫外線も本格的に強くなってくるため、さらにお肌に負担がかかる時期になります。外側(肌)のケアは、皆さまもスキンケアでさまざまなお手入れをされていると思います。『シミ』対策に良い食べ物を日頃から摂取することで内側からケアし、シミのできにくい肌を目指しませんか?
 
★肌の酸化は老化を加速させ、シミやシワを増やす
 
通常の酸化反応ならば、私たちが生きていくうえで必要なエネルギー反応です。しかし、紫外線やストレス、加齢など、さまざまな外的要因によって過剰になった活性酸素は逆に、体内で悪い働きをしてガンや動脈硬化、生活習慣病リスクの増加につながります。この時、活性酸素が体内で悪い働きをするとき、細胞を守るために対抗する働きが「抗酸化作用」です。そして、活性酸素の量が抗酸化作用を上回り、酸化によって細胞が傷つけられてしまう状態を「酸化ストレス」と言います。
 
紫外線やストレス、運動のし過ぎや加齢など、さまざまな要因で酸化ストレスはどんどん溜まってしまいます。肌のことだけでいうと、活性酸素により皮膚を作る細胞の栄養や老廃物の出し入れがスムーズに行えなくなることで、肌荒れ、くすみ、シワ、たるみを引き起こして老化を早めてしまいます。そして、皮膚のターンオーバーサイクルが乱れてしまい、新陳代謝が滞り、本来はがれ落ちるはずであるシミのもとのメラニンが、そのままになり色素沈着=「さらにシミの原因」となってしまいます。
 
                    紫外線など、さまざまな外的要因
                          ⇊ ⇊
                        活性酸素の増加
                          ⇊ ⇊
                        抗酸化作用を上回る
                          ⇊ ⇊
                         酸化ストレス蓄積
                          ⇊ ⇊
          ≪ 体内で悪影響を及ぼす = シミやシワなど、肌トラブルや病気の原因!! ≫
 
★免疫力まで低下させ、さらに肌トラブルのもとになる
 
前回お伝えしましたが、この時期はカラダの内外が「花粉」や「乾燥」で刺激を受けやすい状態で、そこへ「強い紫外線」がプラスされることでより一層カラダのバランスが乱れ、活性酸素が発生し、酸化ストレスが蓄積しやすい状態になります。そのため、腸内環境のバランスも乱れ、腸の大事な働きの一つであり、カラダの免疫力の約70%を作っている「免疫細胞」(病原菌が体内に広がるのを阻止する免疫)の働きも低下してしまいます。そのため、肌を紫外線や細菌などの病気から守ってくれるバリア機能も低下して、シミやシワなど肌トラブルの原因となってしまいます。
 
逆を言えば、腸内環境の状態を良くし、免疫力をアップさせればシミやシワなど老化を引き起こす抗酸化作用の働きを高めることになるとも言えます。
 
★肌を酸化させないシミ対策の栄養素
 
◎ビタミンA・・・肌の新陳代謝を促進して潤いを守り、ターンオーバーを正常にして新しい肌の生まれ変わりを促す働きがあります
[各種レバー、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、乳製品(チーズ、バターなど)、たまごなど]
 
◎ビタミンE・・・活性酸素の作用を抑える強い抗酸化作用があります
[ナッツ類(アーモンド、ピーナッツなど)、アボカド、胚芽米、鮭など]
 
◎ビタミンC・・・コラーゲンの生成をサポートしたり、抗酸化作用によって、すでにあるシミを薄くしたり、これからシミになるメラニンの生成を抑えたりします
[柑橘類(オレンジ、グレープフルーツなど)、アセロラ、イチゴ、パセリ、緑茶など]
 


※ビタミンC摂取の注意点!! ⦅ 摂取は朝食時ではなく夕食時に☝ ⦆
 
ビタミンCが豊富な果物や野菜などの食材の中には「ソラレン」という成分を含むものがあります。ソラレンは紫外線を吸収しやすいため、普段より強く紫外線に反応してしまい、逆に肌のシミを作るもとになってしまいます。
 
<ソラレンを多く含む食材>
柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ、レモン、みかん、すだちなど)、パセリ、パクチー、春菊、大葉、セロリ、三つ葉、ブロッコリー、きゅうり、じゃがいもなど。セリ科や香りの強い野菜に比較的含有量が多いようです。
 
ソラレンを含む食品を摂取後2時間後~7時間は紫外線を吸収しやすい時間が続くと言われるので、朝食にオレンジジュースなどを飲んでしまうと逆に紫外線ダメージを受けてしまうのです。それでも、オレンジやグレープフルーツにビタミンCがたっぷり含まれていることも事実です。その恩恵を受けるには、紫外線が弱まる夕方以降の時間帯に摂取するのがおすすめです。また、朝にソラレンを含む食品を摂ってしまった場合は、たとえ曇りの日でも通常より強く紫外線に反応してしまうため、日焼け止めクリームや日傘などで紫外線対策をしっかりとしてください。
 
✨ 腸活スタッフのお勧めメニュー(シミシワ予防バージョン) ✨
 
朝食:胚芽パンサンドイッチ(バター、チーズ、ベーコン)、スクランブルエッグ(たまご)、サラダ(レタス、紫キャベツ、トマト)、オニオンスープ、フルーツヨーグルト(バナナ、りんご)、牛乳
 
昼食:サーモンパスタ(生クリームorオリーブオイル)、ごぼうサラダ(レタス、ごぼう、トマト)、スープ(キャベツ、かぶ、ネギ)、ジェラート(いちご、もも)
 
おやつ:アーモンドチョコ、かぼちゃのタルト
 
夕食:胚芽米、豚汁(豚肉、ごぼう、にんじん、大根、ネギ、じゃがいも、こんにゃく、生姜)、納豆(ネギ)、おひたし(ブロッコリー)、刺身(まぐろ、サーモン、大葉、パセリ)、みかん
 
飲み会:柑橘系のサワー(オレンジ、グレープフルーツ、ライム、レモン味で)、グリーンサラダ(アボカド、ほうれん草、きゅうり、春菊、トマト、ナッツ)、うなぎ、レバニラ(各種レバー)
 

☆まとめ☆
 
シミやシワなど肌トラブルから守ってくれる「抗酸化作用」は加齢とともに減ってくることがわかっています。腸内環境を整えて免疫力をアップさせ、抗酸化作用の働きを助けるためにも、これらの抗酸化物質を多く含む食品を積極的に取り入れたいですね。