潰瘍性大腸炎 自己免疫疾患 糖尿病 肥満治療法 便意移植療法

こんにちは。腸活スタッフです。

『腸内フローラ』というワードは、最近では様々な場面(テレビや雑誌等)で本当によく見かけるのではないでしょうか・・・今後もトレンドワード『腸活』記事や『腸活レシピ』を中心にファンの皆様には有益な情報をお届けしたいと思いますので宜しくお願い致します!

 

 

食物繊維中心の食事をしていた1960年頃までは、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患はほとんどありませんでした。

しかし、日本では食生活の欧米化により、食物繊維が減って動物性脂肪が増えたため、炎症性腸疾患の数も増加してきています。

その中でも、潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜が炎症を起こしてただれ、潰瘍ができる原因不明の病気で厚生労働省からも難病として指定されています。

現状では、完治できる治療法はないとされているものの、あるカナダの研究グループは1つの可能性として潰瘍性大腸炎の治療法として「便意移植療法」に着目しました。今回は世界が注目している「便意移植療法」のお話です。


 

【他人の便を移植!?驚愕の治療法】

近年、腸内細菌のバランスの乱れが原因とも考えられる病気の治療として、便を移植する治療が行われています。

この、便移植治療法は健康な人の便の成分を、炎症性腸疾患などの患者に移す治療法で、具体的には、健康な人から糞便(ふんべん)を提供してもらい、適切な処理を施した後、大腸内視鏡やチューブを使って患者の腸内に移すという方法です。
 

 

他人の便を体内に注入するなんて驚きですよね・・・・

しかし、これは、単純に便を移植するという事ではなく、健康な人の腸内細菌を移すことで、患者の腸内細菌のバランスを矯正する効果が期待でき、すでに専門の医療機関では実施されています。腸内細菌が整えば、難病である「潰瘍性大腸炎」や、便秘や下痢といったお通じの悩みも解消されるでしょう。

さらに、自己免疫疾患、糖尿病、肥満にも応用され始めています。


 

ただこの便の移植、日本ではまだ臨床実験が進められている段階ということで、日本で移植できるのはまだ先になりそうで、これらの長期間の治療効果については、まだ結果が待たれている段階です。しかし、肥満にも効果があることが明らかになれば将来的には、便移植ダイエットが一般的になっていることもあり得るかもしれませんね!
 

 

 

【まずは食生活の見直しから腸内環境を整えましょう】

自己免疫疾患、糖尿病、肥満等にも効果が期待されていますが、他人の便を移植すると聞くとなんだか抵抗が・・・・と思われる方も多いと思います。

やはり、大前提として食事や運動等から腸内環境を善玉菌優勢の状態にしていくことが大事なのです。
 

 

~腸内細菌の活動を高める食生活~

 

腸内フローラを健やかに保つには、腸内細菌の活動を高める食生活が大切です。そのためには以下の点に気をつけて腸によいものを食べるようにしましょう。


 


(1)穀類・野菜類・豆類・果物類をとる

植物性食品は腸内細菌の餌となって腸内細菌の数と種類を増加させます。

 


(2)発酵食品を食べる

漬物やみそ、納豆、ヨーグルト、チーズなどの乳酸菌やビフィズス菌を含む食品を毎日とることで、腸内の善玉菌を補充するのに効果的です。


 

(3)食物繊維やオリゴ糖をとる

⇒善玉菌の餌となる食物繊維やオリゴ糖は、野菜類、果物類、豆類に多く含まれています。ごぼう、れんこん、大豆、玉ねぎ、ねぎ、にんにく、バナナ、アスパラガスなどを積極的にとりましょう。

 


(4)加工食品や食品添加物をなるべくとらない

⇒インスタント食品やハム、ウインナーなどの加工食品は、腸内細菌の数を減少させることがあるため、食べすぎないようにしましょう。

 

 

また、最近では詳しい腸内細菌の比率などがわかる「腸内フローラ検査」を行っている医療機関もあります。少量の便を採取するだけの検査で、費用は2、3万円からですが、自分の腸内フローラの状態を知りたい人は試してみてもいいかもしれません。