更年期障害改善 スーパー大豆イソフラボン「エクオール」

こんにちは。腸活スタッフです。

 

大豆に含まれる「大豆イソフラボン」というポリフェノールが、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることは、すでにご存知の方も多いのではないでしょうか?実は、ここ数年の間でそのパワーの源こそが「エクオール」にあるということが分かってきました。エクオールについて知っておくことは、自分の身体との向き合い方のヒントになるでしょう。エクオールとはどのようなものか、詳しくご紹介します。

 

スーパーイソフラボン:エクオール

大豆イソフラボンに含まれている主な成分に「ダイゼイン」というものがありますが、ダイゼインは腸内細菌の働きによって「エクオール」とよばれる代謝物へと変化し、身体の中へと吸収されます。

イソフラボンからの効果を十分な形で恩恵を受けるためにも、このエクオールが欠かせないのですが、エクオールを体内で作ることができる人とできない人がいることがわかっています。

これは食生活とも非常に深く関わっており、納豆や豆腐などの大豆製品を食べる習慣のある日本人の場合、約半分程度、20代の若い女性になると20%前後の人しかエクオールを体内でつくることができません。
 

 

【大豆イソフラボンの効果】

◆ホットフラッシュと肩こりの改善

更年期障害の代表的な症状で、顔のほてりやのぼせ、大量の発汗がみられるホットフラッシュや肩こり。更年期障害をもつ女性に対し、エクオールを一定期間連続摂取したところ、これらの症状が軽減することが認められたことから、エクオールにはホットフラッシュや肩こりの症状を改善する働きがあります。

 

◆メタボリスクの改善

更年期を過ぎた女性はエストロゲンの低下とともに脂質の異常が起こりやすくなり、皮下脂肪のみならず内臓脂肪の増加がみられる傾向にあります。閉経後の肥満女性を対象とし、エクオールを一定期間連続摂取ところ、エクオールの摂取群で糖代謝の指標や悪玉コレステロール、血管の硬さを示す指標に改善が見られました。エクオールはメタボリックシンドロームを軽減することが期待されています。

 

◆乳がん予防

大豆イソフラボンには乳がんを予防する働きがあり、大豆イソフラボンを多く摂取する人とそうでない人とでは前者の方が乳がんになりにくいことが研究結果で明らかになりました。またエクオールは抗エストロゲン様から乳がんの発症率を軽減することが期待されています。

 

◆骨粗しょう症の予防

骨密度の著明な低下が認められる骨粗しょう症は、エストロゲンの減少が加速する更年期以降に発症しやすいといわれています。ある研究結果によると、エクオールを10mg摂取した群では摂取していない群よりも骨密度を保ち、骨の健康を維持することが示されました。

 
 

【検診キットで簡単チェック!】

更年期世代の女性で、大豆や豆乳を意識的に摂取しても効果があまり感じられなかった方は、エクオールをつくる腸内細菌を持っていない可能性があります。エクオールやイソフラボンは速やかに尿から排出されるため、簡単な尿検査でチェックができます。

尿を採取して郵送するだけで検査が行える郵送検診キット“ソイチェック”が販売されています。送付してから約10日ほどで結果が届きますので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか?

 
 

【腸内環境を整える生活へ】

若い世代で「エクオール」を作れない人が増えている原因のとして、食生活の変化が挙げられます。

もし、検診キットでエクオールが産生できていないとわかったら、まずは腸内環境を整えることを心がけます。

豆の摂取量は60代が最も多く、若くなるにつれて食べる量は減っていっているのです。目標摂取量は100gなので、エクオールを生産する菌を維持するためにも毎日の食事の中にもっと大豆を取り入れることが必要になってきています。

豆腐ならら2/3丁(200g)、納豆1パック(50g)、豆乳200g1日の目安量になります。

また、納豆や糠漬けなどの発酵食品、ネギ、ゴボウ、バナナなどのオリゴ糖、食物繊維などを多く摂取して腸内環境を整えたり、和食中心の食生活に改善してみましょう。最近ではエクオール含有食品が発売されていますので、食してみるのもひとつの選択肢です。

 

 

また、大豆から得られる栄養はエクオールだけではないので、やはり日常の食生活を改善し、大豆・大豆製品が多く使われる昔ながらの和食を見直していくことが、美肌と健康への早道と言えるのではないでしょうか。