腸活で予防・克服 食物アレルギー

こんにちは。腸活スタッフです。
 
今年の冬は例年に比べて暖かく“暖冬”と言われていますね。しかし、外出される際は暖かい恰好をして、お風邪など引かないように気を付けてくださいね♪
 
近年、10人に1人の乳幼児がアトピー性皮膚炎を患っていると言われています。また、食物アレルギーの子も多く見かけます。しかし、アレルギー、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎に対する決定的な治療法は残念ながらまだ確立されていません。
 
ただ、最近の研究では「腸内環境」がアレルギーやアトピーに何らかの影響を与えていることは分かっています。そこで、今回は「腸とアレルギー」についてお話します。
 
【赤ちゃん、乳幼児に食物アレルギーが多い理由】
私たちの体は食べ物をきちんと栄養として吸収し、外敵の侵入を排除するために3種類の仕組みがあります。
 

  1. 消化酵素
  2. IgA抗体
  3. 免疫集団
免疫反応、あるタンパク質を異物と判断した時の攻撃として起こります。
食べ物も、タンパク質がきちんとアミノ酸に分解されていればアレルギーが起こる事はありません。
 

(1)​まずタンパク質は、胃液のペプシン、膵液のトリプシン、腸液のエレプシンによってアミノ酸にまで分解されます。 

(2)​アミノ酸にまで分解されなかったタンパク質や外敵(異種のタンパク質)は、腸管周辺のB細胞が作り出す「IgA」によって捕捉されブロックされます。
 
(3)​それでも侵入してきた異物に対して本格的に免疫集団が出動します。アレルギーを起こすのは、B細胞が放出するIgE抗体によるものです。
 赤ちゃん、乳幼児が食物アレルギーを起こしやすいのは(1)、(2)の力がまだ十分ではないためです。
 

消化の発達には個人差があります。食物の分解、異物のブロックの力がまだ十分でない時に消化しにくいタンパク質がくると(3)の反応を起こしてしまうわけです。


そして、一度ある食べ物を「異物」と免疫システムが認定してしまうと、抗体ができてしまうので、その食べ物を食べる度にアレルギー症状が出てしまうことになります。


 
【食物アレルギーは成長すれば治るのか?】

幼児期後半以降(成人も含む)に発症した食物アレルギーは治りにくいとされています。これに対して、乳児期や幼児期前半に発症した場合は、年齢とともに比較的治りやすいと考えられています。また、原因食物による治りやすさの違いもあり、鶏卵、牛乳、小麦、大豆は、6歳までに約9割が食べられるようになります。これは、成長する過程で消化吸収機能が発達することがひとつの要因と考えられています。


 
【アレルギーとアナフィラキシーは同じですか?】

結論から言うと、アナフィラキシーはアレルギーの中のひとつのタイプです。
アレルギーとは、原因物質に対する過剰な免疫反応を指します。一方で、アナフィラキシーは、そのアレルギー反応によって皮膚や呼吸器、消化器など複数の臓器に急速に全身性の症状が出る状態を指します。さらに、アナフィラキシーの症状のうち、ショック状態(血圧低下や意識障害など生命の危機的な状態)に陥っている状況をアナフィラキシーショックといいます。
食物によるアナフィラキシーの原因は、全体では鶏卵、牛乳、小麦が多いですが、年齢別には、そば、ピーナッツ、果物、えびやかになどの甲殻類などさまざまな食物によってアナフィラキシーが引き起こされます。


 
【腸活でアレルギーを克服!】

近年の研究では、アレルギー症状の子供の腸内には善玉菌が少ないという結果が出ており、
善玉菌がIgE抗体を低下させ、アレルギー疾患を抑制することができます。
アレルギーの症状を抑えるには、IgE抗体の生産量をコントロールする必要があります。
また、アレルギー症状を緩和するためには、腸内環境を整えることが大事です。
腸内環境を整えることで、免疫細胞が正常に保たれます。
 
善玉菌の働きとして、
  • 消化・吸収を助ける
  • IgA の産生を助ける、IgE抗体を低下させる
  • 病原菌を排除する
  • 有害物質を分解・排泄する
  • ミネラルの吸収を助ける
  • ビタミン・ホルモンをつくっている
  • 免疫の正常な判断を助ける
  • 糖質の代謝を促進して、ホルモンバランスを改善する・・・等
 
  • つまり、善玉菌はアレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、鼻炎などのすべてに関与し、改善を助けるのです。アレルギー症状を克服する第一歩は、善玉菌優勢の腸内環境を維持することです♪