ストレスからくる過敏性腸症候群 改善法

こんにちは。腸活スタッフです。
 
「腸は第二の脳」と言われるように、脳と腸はとても密接な関係があります。
例えばストレスですが、ストレスを受けて、腸の蠕動運動が抑えられることで便秘になります。
例を挙げるなら、旅行先で便秘になってしまう、あるいは環境が変わることで下痢になってしまう、これ以外にもストレスは様々な病気の原因になるとされています。
 
【ストレス社会で近年増加している過敏性腸症候群】
脳で受けたストレスが腸に作用する疾患の1つに、「過敏性腸症候群」というものがあります。
昔から、「緊張するとお腹が痛くなってトイレに行きたくなる」という人がよくいます。
過敏性腸症候群は不安障害やパニック障害の一種ともされており、不安や恐怖心などのストレスによって引き起こされる、便秘や下痢などの症状を伴う、腹痛・腹部不快感などが慢性的に繰り返されることを言います。
 
通常、脳がストレスを感じると、腸はそのストレスの信号をキャッチして、その際にセロトニンが分泌されています。過敏性腸症候群では、その発生原因の一つとして腸内でのセロトニンの分泌と腸の過剰反応が関係していると考えられています。
 
例えば、「大事な会議の前にはいつもお腹が痛くなる」、「試験中にお腹が痛くなる」というのも、過去の失敗や緊張など、強いストレスを感じた経験から、同じ場面に遭遇すると過去の経験が蘇って、腸の蠕動(ぜんどう)運動が激しくなりお腹が痛くなる、というのが過敏性腸症候群の発生メカニズムです。
 
こうした場面で起きる急な腹痛は、過去に受けたストレス(例えば会議での失敗など)を脳が覚えていて、同じような状況になると、脳からストレスの信号が発せられ、腸の粘膜からセロトニンが大量に分泌されて、腸の蠕動運動が促され、急速にお腹が痛くなるというメカニズムだとされます。
尚、ここで言う「ストレス」とは、自覚できるものだけでなく、無意識のうちに感じるストレスも含みます。
 
【過敏性腸症候群の改善】
過敏性腸症候群の原因の1つとして、自律神経の乱れが原因であると考えられます。
自律神経が乱れる原因は、特に不規則な生活、乱れた食生活、睡眠不足などが挙げられます。
過敏性腸症候群を改善するには、こうした生活習慣を改めることが必要になります。
 

(1)​規則正しい生活⇒毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る。また、朝起きたら日光を10~15分浴びて、規則正しい睡眠習慣を身につけることも大事です。

 

(2)食生活の改善
⇒栄養バランスの摂れた食生活を心がけるようにしましょう。バランスのとれた食事をしっかり摂ることは、セロトニンの原料となるトリプトファンの生成にも効果的です。
 

(3)適度な運動⇒交感神経と副交感神経のバランスを保つために、適度な運動が効果的です。
また、運動は気分転換やストレス解消にも効果的なので、非常に有効な改善方法の1つです。

 
(4)十分な睡眠⇒睡眠は規則正しい生活の基礎にもなりすし、睡眠をとる事自体がストレス解消にもなります。また、睡眠時に分泌する成長ホルモンには、病気などの抵抗力を上げる効果もあります。
 
 
実は、人が発症する全ての疾患のうちおよそ半分は、ストレスが何らかの形で関わっているとも言われています。
人は、日常生活をしているうちに自然にストレスを溜め込んでいくものです。そのためにも自分にあったストレスの発散方法を模索することは重要と言えます。