『過度な除菌』アレルギー 花粉症 アトピーの原因

こんにちは。腸活スタッフです。

 

近頃、世の中では清潔志向が高まり、除菌、無菌、などと言った言葉がよく聞かれるようになり、徹底的に殺菌しようとする傾向がありますよね。ところが、こうした無菌状態は、赤ちゃんの成長にはあまり良くない、もっと言うと、赤ちゃんが育つためには「菌」が必要なのです。

また、「過度の除菌」はアレルギーの原因にもなるのはご存知ですか?

今回は、赤ちゃんの成長のためには「菌」が必要な理由についてお話したいと思います。

 

 

【食べ物の消化には腸内細菌が必要】
 

「食べ物を消化する」と言いますが、実は、唾液や胃液に含まれる消化酵素とは別に、腸内細菌がなければ消化することができません。
そのため、腸内細菌が豊富にあることは、人の健康にとってとても大切です。

実は、赤ちゃんが生まれた瞬間に、ラクトバチルスやビフィズス菌といった善玉菌と、大腸菌やクロストリジウムなどの悪玉菌がいっぺんに腸内に住みつくようになるのだと言います。
そして、こうした菌があるおかげで、食べ物の消化ができるので、実は人間には必ず“菌が”必要なのです。


 

 

【腸内細菌は生まれて1年で決まる】
 

最近の研究によると、人の腸内細菌の種類は、生まれて一年で決まってしまうことがわっています。その一年間で、どの程度“菌”との付きあいがあったかで腸内細菌の種類が決まります。

赤ちゃんがいろいろなものを口にいれるのは、実は理由があります。

お母さんのお腹にいた時は、無菌状態でしたが、出生後、わずかな期間で少しでも免疫を高めようとするために、そこらへんのものを舐めているというわけなのです。

 

例えば、ほ乳瓶などを消毒してあげることも、免疫力をつける妨げになってしまいます。

 

 

【腸内細菌を増やさないとアレルギーの原因にも!?】
 

子ども時代に腸内細菌を増やしておかないと、腸に食物を正常に吸収するための膜ができず、病気になります。先日お話した、リーキーガット症候群という、腸に穴が開く病気です。腸に穴が開きますから、小麦粉を食べれば、きちんと分解されないまま吸収してしまい、食物アレルギーが起きる原因になるのです。

 

私たちは「菌」を嫌わずに、赤ちゃんの頃はなるべく色々なものをぺろぺろ(おしゃぶり)させて、丈夫な腸を作らなければなりません。赤ちゃんが、汚いものをぺろぺろしていると、思わず「汚いからやめなさい!」と取り上げてしまうと思いますが、こうしたことも、あまり徹底的にやらないほうがいいのかもしれません。

適度に菌のいる環境で生活することで、かえって菌に守られたり、体の免疫力が高くなったりしているのかもしれませんね。

※もちろん、アレルギーの原因は、これひとつではありませんが、こうしたことも知っておいたほうが良いでしょう。

 

しかし、赤ちゃんの時に腸内細菌をいかに増やすか?”ということが、その後の人生でも大切になってきます。

 

最近は清潔志向が高まっていますが、あまり極端に無菌、除菌と考えずに、適度に菌がいる環境を意識することが大事ですね。上手に“菌と共生する”ことを意識してみましょう。あなたの免疫力が高まるかもしれませんよ!