ストレスと便秘

便秘の最大要因になる、毎日のストレス。しかし、「心の問題がどうして便秘と関係しているの?」と、そんな疑問を感じるかもしれません。お腹と心の問題は、一見まったく別々の問題にみえて、実はダイレクトで密接な、深いつながりがあるのです。 今回は、ストレスと便秘の関係についてのお話です。
 
【便秘になりやすいストレスとは】
あなたは下記のようなストレスを感じていませんか?一つでもあてはまる項目があれば、あなたの便秘はストレスが関係をしているかもしれません。
 
▼精神的なストレス
・人間関係に疲れている
・慣れない環境に緊張している
・毎日やる気が出ない
・考え事をしてしまって眠れない
・仕事や学校に行きたくない
・家にいても落ち着かない
・イライラしてしまう
・言いたい事が言えない
 
▼肉体的なストレス
・立ちっぱなしが多く、体がヘトヘトに疲れている
・すわりっぱなしが多く、体が凝り固まっている
・トイレに行く時間がないほど忙しい
 
【脳で感じたストレスに『腸』はすぐさま反応する】
「不安」や「緊張」を感じているとき、心臓がドキドキしたり、手に汗をかいたことはありませんか?このように、脳で感じたストレスは、「体の状態」に大きく影響をしています。その中でも、ストレスの影響を最も受けやすい臓器が「腸」なのです。
腸は、第二の脳」「考える臓器とも言われています。腸は筋肉でできていて、その筋肉には、気持ちを伝達するための神経細胞がびっしりと備わっています。不安や緊張は、腸の筋肉を「ぎゅーっ」と硬直させ、便を押し出す事ができなくなっていくのです。
それほど「腸」と「心の状態」には、密接な関係があります。
 
【ストレスを解消して排便リズムを整える】
▼本当に今の仕事がいいのかもう一度考える
仕事がストレスの原因になっていると、「このまま仕事を続けていてもいいのかな…」と不安になるかもしれません。今の仕事は、自分の「心」と「体」の健康と引き換えにしてまでも、頑張りたい事なのか。それとも、そこまでの情熱をかけることはできないのか。あなたにとっての「仕事の価値観」をもう一度見つめ直すキッカケが「今」なのかもしれません。
便秘という症状は、「心の状態」を現す、体からの大切なメッセージです。体がボロボロになってまでも、今の仕事に情熱をかけてみるのもひとつ。便秘をキッカケに、より情熱をそそげる仕事を見つけるのもひとつ。
本当に今のあなたにとって大切なものを見極めるためにも、もう一度今の仕事を見つめ直すということをするのも良いのかもしれません。
 
▼出したい時に我慢しない
朝はバタバタと家を出て、仕事場ではトイレに行くヒマさえない。そんな忙しい毎日の影響で、「出したいときに出せない」という状態は、腸にとっても、あなたにとっても、大きなストレスになります。
まずは「出たいのに出られない」という、腸のストレスを改善するのが第一優先。最低でも、「毎日便を出す」というリズムがつくまでは、朝はトイレに入る余裕を作るために10分だけ早く起きること。そして、仕事中でも、会議中でも、何よりも「トイレに行く事」を第一優先にしてみましょう。
出すための「時間」の余裕をつくることが、「腸」の余裕へとつながっていきます。
 
便秘はあなたの「心」と「体」の状態をはっきりと表してくれる、大切なバロメーターです。きちんと気持ちを込めて心や体と向き合っていくことで、腸の緊張がとけ、便秘をスッキリと改善することができます。
あなたの腸はどんなことを教えてくれていますか?便秘の改善とは、体ととことん向き合っていく事。あなたの長年の便秘が1日も早く改善されることを願っています。