口臭の原因とは? 腸内環境を改善して腸内口臭改善

毎日ちゃんと歯磨きもしていて、口腔ケアもしているのに、なぜか口臭が気になる…。あなたは、そんなことはありませんか?
今、原因不明の口臭に悩んでいる女性が増えていると言います。もしかしたら、それは体の奥から湧き上がってくる腸内口臭かもしれません。なぜ腸が口臭の元になるのか。そのメカニズムをお話しします。


 
【腸内口臭のカラクリ】
一般的な口臭は、歯磨きを怠ったり、唾液の分泌量が少なくなったりして、口腔内で細菌が繁殖することが原因だと言われます。しかし、毎日念入りに口腔ケアしているはずなのに、どうしても口臭が消えない…という人は、その臭いの原因は口内にはないかもしれません。
一度、マスクをするなどして自分の口臭をよく嗅いでみてください。オナラや便のような臭いがする場合、その口臭は腸の環境悪化が原因で起こる腸内口臭の可能性があります。


 
【なぜ腸内環境の悪化が口臭を生み出すのか?】
腸の中が汚れると、そこに悪臭が生まれます。その原因には、善玉菌と悪玉菌のバランスが関係しています。腸内で善玉菌よりも悪玉菌が増えることを菌交代と言いますが、これが起こるとアンモニアなどの強烈なガスが発生し、悪臭を放ちます。
腸と肝臓の循環が正常に行われている間は、悪玉菌は溜まりません。腸が栄養分を吸収した後に、肝臓がその残りを分解したり、他の物質と合体させて無臭化します。しかし、肝臓の機能が低下すると、排泄されない物質の悪臭が血液の流れによって体中を駆け巡り、口臭や体臭となります。


 
【どんな人が腸内口臭になりやすいのか?】
便秘は、体内に腐敗物質を溜めこんだ状態です。それはやがて悪臭を放つガスを発生させます。ダイエットや水分不足などにより、女性は男性よりも便秘になりやすいので気をつけましょう。
また、普段からお肉や乳製品など脂肪分の多いものをよく食べている人も要注意です。これらは悪玉菌を増やす食べ物だからです。さらに、現代人に多いストレスも消化を鈍らせ、腸内に食べ物が長く留まる原因になります。


 
【腸内環境改善して、臭いの元を断ち切る】
・腸内の善玉菌を増やす
悪玉菌を抑えるためには、善玉菌を増やす必要があります。増えた善玉菌が悪玉菌の増殖を抑制してくれます。
善玉菌の代表といえば、乳酸菌やビフィズス菌。ヨーグルトや牛乳、糠漬けなどの漬物や味噌、ナチュラルチーズなどの発酵食品に多く含まれています。また、バナナやはちみつ、ポン酢など、善玉菌のエサになるオリゴ糖やグルコン酸を一緒に補給すると効果的です。
 


【腸内口臭の予防には「和食」がおすすめ!】
便秘に悩む日本人が増えたことの理由の1つに、食事の欧米化が挙げられます。便秘から来る腸内口臭が疑われる場合は、洋食中心の食生活を和食中心に変えてみることをおすすめします。
昔ながらの日本食は、腸内環境を整えるために良いものばかりです。炭水化物は玄米や白米、芋類などに変えて、納豆、漬物、味噌などの発酵食品をよく食べれば、善玉菌が増えて腸内をキレイにしてくれます。腸内口臭が気になる人は、しばらく純和風の食生活を続けてみるとよいでしょう。


 
管理栄養士 浅田ゆうき先生考案
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