便秘改善!! 一過性便秘 と 慢性便秘の違いと特徴 

「便秘」とは、最もポピュラーな体の不調です。「今まで全く便秘で悩んだことがない」という方の方が少ないのではないでしょうか?便秘の中で、長期間続いているものを「慢性便秘」と言います。今回は、「慢性便秘とはどのような特徴があるのか?」というテーマのお話です。


 
【便秘の種類とは?】
①    一過性便秘
生活習慣や、食生活の変化、ストレスなどが原因で一時的に便秘になることを「一過性便秘」と言います。長期旅行すると便秘気味になる、という方は多いのではないでしょうか?これも、一過性の便秘の一つです。また、進学や就職で環境がガラリと変わると便秘になる方も多いでしょう。「一過性」という言葉が示す通り、環境に慣れたり、食生活を変えたら自然と便秘は解消します。
しかし、一過性便秘をいつまでも放置しておくと、慢性便秘に移行してしまうかもしれません。
 


②    慢性便秘
慢性便秘とは、一過性便秘が治らずに慢性化したものを言います。努めて便秘解消を心がけてもなかなか改善せず、不快な思いに悩んでいる方も多いでしょう。中には、10年以上便秘で苦しんでいる方もいます。また、年をとると便秘になる人もいます。あまりにも続くようなら、1度病院で診察してもらいましょう。



 
【慢性便秘の種類】
ご紹介した慢性便秘の中にも、いくつかの種類があります。

①    習慣性便秘
便意を我慢しているとなってしまう便秘です。便意は尿意と違って、しばらく我慢していると消えてしまいます。そのため、出勤途中や外出中など便意が起きても我慢し続けると、やがて便意を感じなくなり、便秘になります。特に朝ギリギリまで寝て朝食も取らずに出かける人や、子育てに追われている人は要注意です。


 
②    弛緩性便秘
筋力の低下や、市販の下剤の乱用などで、腸の蠕動運動が弱まって起こる便秘です。腸は腹筋で支えられていますが、腹筋が弱まると、腸も下の方で落ち、いわゆる「ぽっこりお腹」になります。その結果、便意が起こっても、うまくいきめずに便秘になりやすくなります。運動不足なだけでなく、年をとって筋力が低下しても弛緩性便秘になりやすいでしょう。
 


③    けいれん性便秘
ストレスが原因で起こる便秘です。腸は「第二の脳」と言われるほど精神の影響を受けます。緊張すると、下痢になる方もいますが、便秘になる方も多いです。また、便秘と下痢を繰り返す方もいます。これがひどくなると、「過敏性大腸症候群」になります。
 


④    症候性便秘
何かしらの病気が原因で起こるタイプの便秘で、体内や腸の周辺に病気が隠れている可能性があります。大腸ポリープや大腸ガン、大腸憩室、肝臓ガン、膵臓ガン、子宮筋腫などの病気にかかると、病気の症状として便秘が表れるようになります。便秘以外に体の不調がある場合は要注意です。すぐに医師に診察してもらいましょう。


 
慢性便秘の解消には、食生活の改善が大切です。下剤を使って便秘を解消しても、腸内環境が悪化していると、再び便秘がちになってしまいます。
すぐに食生活を改善するのは難しいと思いますが、食物繊維やオリゴ糖をできるだけ摂るようにしましょう。腸内の善玉菌を増やす乳酸菌やビフィズス菌も積極的に摂りたいところです。
もし、食生活をなかなか変えられないなら、サプリメントなども活用して中長期的に腸内環境を整えていくことが重要です。