薬に頼らず 不眠症 を改善する3つのポイント 

日本の不眠症患者数は、2000万人を超えるとも言われています。この数は日本人の20%に相当する数で、どれだけの人が不眠症に悩んでいるかが分かります。
不眠症の実はあまり知られていない原因・・・『腸内環境』
一見すると何の繋がりにもならなそうなこの2つですが、実はちょっとした繋がりがあるのはご存知ですか?この原因さえ分かれば、薬なんて飲まなくても不眠症を改善することができます!


 
【不眠症とは?】
不眠症とは、夜に寝付けなくなることや、眠りがぶつ切りになったりと満足な睡眠が得られなくなる状態のことを言います。主に女性に多く、20~30代に始まって加齢とともに増加していくと言われています。
不眠症の要因には、環境的要因、身体的要因、精神的要因、生活習慣要因があります。
環境的要因とは、眠っている場所の明るさや、枕の高さの変化、温度の変化によるもの等が当たり、身体的要因は痛みや痒み、生活習慣要因は、アルコールやカフェインの影響、運動不足等が挙げられます。
そして、精神的要因、悩みやストレス、緊張などが理由となり不眠症になってしまうパターンです。この精神的要因と腸内環境は実は、大きく関係があります。



 
【腸内環境とセロトニン】
セロトニンという神経伝達物質が健康な腸の働きにより生成されているというのはご紹介しましたが、このセロトニンは、気分の安定や幸福感を得るために多大な影響を与えていると考えられています。このセロトニンが不足していることで気分が、落ち込みやすくなり、うつ病のような心の病にもなりやすくなってしまいます。また、セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンのような興奮作用のある脳内物質のバランスを整えているため、セロトニンが暴走すると精神のバランスを崩しやすくなってしまうのです。このような関係から睡眠障害になることも考えられますが、セロトニンが不足すると睡眠に関わるある重要なホルモンの分泌が促されなくなってしまいます。そのホルモンのことをメラトニンといいます。
 


【メラトニンとは】
メラトニンとはホルモンの一種で、睡眠作用を起こし自然な眠りを促す、優れた「睡眠ホルモン」です。メラトニンの量とセロトニンの量は比例しやすいと言われており、セロトニンが日中に多く分泌されると、夜にはセロトニンがメラトニンの分泌を促してくれます。つまり、セロトニンが不足するとメラトニンが減少して眠りにつきづらくなるという悪循環に陥りやすくなってしまいます。
このことから腸内環境と不眠症の関係は、実は密接にあり、腸内環境が悪くなると、セロトニンが不足し、セロトニンが不足するとメラトニンが不足する。メラトニンが不足すると眠れなくなるという負の連鎖に繋がります。



【薬に頼らず 不眠症解消】
①    日光を浴びる
太陽の光を浴びると、セロトニン神経が活性化します。起床したらまずカーテンを開け、朝の光を5分ほど浴びましょう。日中は日差しが強いので、早朝の時間帯がオススメです。外に出なくても窓から入ってくる朝日を浴びるだけで十分効果はあります。家からあまり出ない人や夜型の人は、セロトニン不足になりやすいので注意です!
 


②    リズム運動をする
セロトニンの活性化を促すリズム運動を毎日15分でも続けましょう。リズム運動は、ウォーキング・ジョギング・サイクリング・階段の上り下り・食べる動きなども含まれます。このようなリズム運動は脳を刺激してセロトニンの分泌を増やします。
 


③    よく笑う
友人や恋人、家族と話して、笑うことはセロトニンを増やすのにもとても良いことです。楽しく笑ったりおしゃべりするとセロトニン神経が活性化され、セロトニンの分泌を増やします。


 
例えばリズム運動をしたからといって、セロトニンは急には増えてはくれません。日光を浴びたり、運動をしたりする中でセロトニン神経が活性化していき、セロトニンの分泌も徐々に増えていきます。

どんなことにも通じることですが、「継続は力なり」です。最初から長く続けようとすると、プレッシャーに感じたり、億劫になってしまうので、自分のペースで、出来ることからゆっくり始めてみてはいかがでしょうか。