腸内環境と大腸がん 大腸ガンになる原因とガンを抑える食生活

日本人の死因でトップの癌。胃がん、肺がんに続き大腸がんの死亡数も増加していて、腸内環境との関係も研究が進むにつれて段々とわかってきました。
腸で発症するガンはどういった原因で生まれているのでしょうか?年間数十万件もの死者を出すと言われている大腸がんと悪玉菌についてのお話です。


 
【大腸がんとは】
日本人のガン患者数は年間30万人以上もいます。その中で大腸ガンの患者数は3分の1の、約12万人以上。今現在でも年々増え続けていて40歳を超えたあたりから発症者が増加傾向にあります。性別では男性の1位が肺がんであるのに対し、女性では大腸ガンが1位。

この差は、単純に肺は男性のほうが喫煙環境にいることが多いということと、女性は便秘による腸への負担が多いということが関係しているとされており、特に腎臓や肝臓などと同じで発見が遅れることが死亡に繋がる原因です。
初期の症状は下痢や便秘、出血。進行すると貧血や食欲不振、体重の減少・腹痛などを引き起こし、便が排出されるまでに時間がかかるため、真っ黒に黒ずんだ状態になります。


 
【大腸がんになる原因】
原因は大きく分けて2つあります。1つは戦後の「食の欧米化」。そしてもう1つは「平均寿命が延びている」ことです。

①    食の欧米化
日本人の食生活は戦後の復興と共に変化してきました。糖質に脂質、たんぱく質とバランスの取れていた和食から動物性たんぱく質、脂質を多く含むファストフードやコンビニ弁当に変化。栄養バランスが非常に悪いものを好まれるようになりました。
脂肪の多い食品を摂取すると、消化するためにガンに関係しているとされる胆汁酸が分泌されます。さらに食物繊維が不足した状態となれば排便を促す蠕動運動も低下し、腸内に便が溜まりやすくなり、胆汁酸が腸に留まる時間が長くなることで発がんリスクが高くなります。


 
②    高齢化
大腸癌が多い患者年齢は50歳以上、40歳から発症者が増加傾向にあり高齢化がますます進んでいる国内ではさらに死亡者数が増えていくものと考えられます。年齢を重ねると、腸内環境も変化し善玉菌の数は減少、悪玉菌が優勢の腸内フローラになってしまい便秘を繰り返したりとガンを発症しやすくなります。


【腸内環境との関係】
私たちカラダの中には1日に3000個以上ものガン細胞が発生しています。
そのほとんどは腸の中で、食べ物が原因となってポリープができ1cm以上の大きさのものが悪性となり癌化してしまうケースや、アリアケ菌という腸内細菌が排出するDCAという物質が細胞を老化させ結果ガンを引き起こしているケースです。どちらも食べ物やストレスなど、原因が多数考えられますが日常的にガンが発生しているにも関わらず発症する人しない人がいるのはなぜでしょうか?それには腸内環境が関係しています。

先ほど挙げたアリアケ菌、悪玉菌の1種でウェルシュ菌などと同じでガンに非常に関係している菌ですが、腸内フローラが乱れた状態(悪玉菌優勢)のときに腸内で活発にDCAという物質を生成しガンのリスクを高めてしまうのです。
また、悪玉菌が優勢になると免疫力に関係する善玉菌の働きが抑制され、ガンを誘発させる原因にもあります。


このように、腸内フローラを最善の状態にすることは、死亡する可能性もある大腸癌の発症を抑えることにも繋がります。
 


【ガンを抑える生活〜食事とガン〜】
ガンは私たちの食生活の変化にも大きく関係があります。
まずは、食生活を見直して腸内の善玉菌を増やすように努力しましょう。

 
①    高脂肪の食事は要注意
高脂肪で繊維質の少ない食事は腸内細菌による発ガン性物質の生産を助長します。高脂肪食を摂ると、脂肪を消化するため胆汁の分泌量が多くなり、これが腸内細菌によって代謝されて、二次胆汁酸となり、大腸発ガンになることが知られています。
⇨日本人にとって伝統的な和食は、低脂肪、低たんぱく質、食物繊維が豊富で腸内環境を整えるのには理想的な食事です。
 

②    食物繊維が豊富な食生活が理想

⇨食物繊維は、発ガン物質を吸着し、また便の量を増やすことにより、腸内の発ガン物質と腸粘膜との接触を減少させる効果があります。


 
シャキシャキふわふわ!根菜と蓮根団子のつくね風
<食物繊維  1.81g⇨美超習慣プラスで⇒食物繊維 約4.81g摂取!!>