下剤と整腸剤の正しい選び方 〜便秘薬に頼らない身体へ〜

こんにちは。腸活スタッフです。
辛い便秘を解消したいけれど、下剤を飲むのは抵抗がある……。そんなあなたにオススメなのが整腸剤です。
ところで下剤と整腸剤の違い、ご存知ですか?今回は整腸剤と下剤の違いや整腸剤を選ぶときのポイントをお話します。

 
【下剤と整腸剤の違い】
下剤には薬の作用で強制的に便通を促す働きがあります。何日も便通がなくてお腹が苦しいときは有効に働きますが、人によっては何度もトイレに走ったり、腹痛を感じたりします。また下剤の効果は対処療法に過ぎず一時的なものです。そのため、また便秘になると下剤に頼ってしまうという人が多いようです。また、常用すると腸の粘膜がただれることがあるなど副作用も強くあります。

 
一方、整腸剤はビフィズス菌などで腸内の環境を整える働きがあります。下剤のような即効性はありませんが、緩やかに作用します。腸内環境を整えることで、便秘が解消されていきます。整腸剤の主成分は生物である生菌類で、腸の消化作用を促進するために使用します。整腸剤を服用すると、腸内の大腸菌や病原菌の発生が抑制され、小腸が本来の消化酵素を分泌しやすくなります。これによって腸内の消化作用が促進されます。

 

【整腸剤を選ぶときのポイント】
①    生菌類が入っているものを選ぶ
生菌類というのはビフィズス菌や乳酸菌などで、善玉菌として腸内の環境を整えてくれます。また、最近の研究で多くの効果が明らかにされた納豆菌を配合した整腸剤もあります。こういった生菌類が入っているものを選ぶと、腸内環境が整えられていきます。

 
②    生薬配合のもの
生薬(しょうやく)とは植物だけでなく動物や鉱物、細菌など天然に存在するものの中から有効成分を取り出して薬の成分に使っているもので、漢方薬などにも使われています。風邪薬のCMなどでも「生薬配合」と言っているのを目にする機会があると思いますが、整腸剤にも生薬を配合したものが販売されています。
ただし、生薬には便通をよくする「瀉下(しゃか)作用」と便の動きを止める「止瀉(ししゃ)作用」を持つものの2種類があります。頑固な便秘の人には瀉下作用のある生薬がいいのですが、便秘と下痢を繰り返す「痙攣性便秘」タイプの人は止瀉作用のあるものを選ぶといいでしょう。
どちらがいいかわからない場合は、薬局で薬剤師に相談されることをおすすめします。


 
③飲みやすいものを選ぶ
整腸剤は錠剤だけでなく粉末になっているものもあります。また、錠剤の粒が大きいと飲みにくいという人もいます。特に高齢の方は錠剤が飲みにくいと訴えるケースがあります。整腸剤を選ぶ際には、まず少ない量で試してみましょう。
 


【腸活で便秘解消! ~医薬品に頼らない身体へ~】
先述した通り、便秘薬(下剤)は対処療法に過ぎず副作用もあるものです。
医薬品に頼らなくても自然と便意が起きて排便習慣がつくように改善していくことが大事です。


〜水分をしっかり摂りましょう〜
水分は私たちの身体にとってとても大切なものです。また、便秘解消の為にも重要な役割を持っています。水分は腸に適度な刺激を与えて排便反射を促すきっかけになるからです。
大腸で食物繊維に吸収されて腸をきれいにしてくれたり、便をやわらかくして通りを良くしてくれたりします。水を飲むことで、便の通りがよくなり便秘が解消されることもあります。成人であれば、体重1kgあたり40mℓが1日に必要な水分摂取量です。(体重50kgなら、食物中の水分も含めて2ℓの水分をとる必要があります。しっかりと水分をとって便秘を解消・予防しましょう。


その他にも・・・
・食物繊維(水溶性食物繊維が多い食品として、野菜類・海藻類・きのこ類・果物・イモ類など
・マグネシウム(海藻類、天然塩など)
・オリゴ糖(きのこ類など)
・乳酸菌(発酵食品、納豆、ヨーグルトなど)


またミネラルウォーター以外でも、カフェインが少ないほうじ茶や番茶、腸の緊張を緩和する効果のあるペパーミントティー、ジンジャーティー、アップルティーなどのお茶も、腸を潤す水分補給に適しています。