女性の更年期障害改善“エクオール“ 男性にも嬉しいエクオールの力

こんにちは。腸活スタッフです。
大豆に含まれる「大豆イソフラボン」というポリフェノールが、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることは、すでにご存知の方も多いのではないでしょうか?
実は、ここ数年の間でそのパワーの源こそが「エクオール」にあるということが分かってきました。エクオールとはどのようなものか、詳しくご紹介します。


 
【エクオール】
大豆に含まれるポリフェノール、大豆イソフラボンは、「ダイゼイン」「グリシテイン」「ゲニステイン」の3種類に大別されます。そのうちの「ダイゼイン」が、腸である種の腸内細菌によって消化されると、エクオールに変化して、体内に吸収されるのです。ダイゼインのままでも体内に吸収されますが、それよりもエクオールで体内に吸収される方が、更年期症状などに効果的に作用することがわかってきました。そのエクオールが女性ホルモンに似た働きをするのです。
 


【女性に嬉しいエクオールの効果】
①    ホットフラッシュと肩こりの改善
更年期障害の代表的な症状で、顔のほてりやのぼせ、大量の発汗がみられるホットフラッシュや肩こり。更年期障害をもつ女性に対し、エクオールを一定期間連続摂取したところ、これらの症状が軽減することが認められたことから、エクオールにはホットフラッシュや肩こりの症状を改善する働きがあります。

 
②    メタボリスクの予防
更年期を過ぎた女性はエストロゲンの低下とともに脂質の異常が起こりやすくなり、皮下脂肪のみならず内臓脂肪の増加がみられる傾向にあります。閉経後の肥満女性を対象とし、エクオールを一定期間連続摂取ところ、エクオールの摂取群で糖代謝の指標や悪玉コレステロール、血管の硬さを示す指標に改善が見られました。エクオールはメタボリックシンドロームを軽減することが期待されています。


 
③    乳がんの予防
大豆イソフラボンには乳がんを予防する働きがあり、大豆イソフラボンを多く摂取する人とそうでない人とでは前者の方が乳がんになりにくいことが研究結果で明らかになりました。またエクオールは抗エストロゲン作用から乳がんの発症率を軽減することが期待されています。


 
④    骨粗しょう症の予防
骨密度の著明な低下が認められる骨粗しょう症は、エストロゲンの減少が加速する更年期以降に発症しやすいといわれています。ある研究結果によると、エクオールを10mg摂取した群では摂取していない群よりも骨密度を保ち、骨の健康を維持することが示されました。
 


【男性にも嬉しいエクオール】
〜エクオールは男性ホルモン「アンドロゲン」の抑制効果も期待できる〜
女性ホルモンは男性の体の中にもあり、男性ホルモンは女性の体の中にもあります。
(女性でも毛深い方は男性ホルモンが活発だからだ、と言われます)
エクオールが持つ抗アンドロゲン作用は男性の体に対しても効果が期待されています。
アンドロゲンは副腎や精巣などで作られる男性ホルモン全般を指すもので、テストステロンやアンドロステンジオンなどがあります。

アンドロゲンが過剰に働くと前立腺がんや脱毛(薄毛)などになる、と言われています。
エクオールは男性ホルモン中のテストステロンの活性体ジヒドロテストステロンと結合し
アンドロゲン受容体に入り込めないようにします。
するとアンドロゲン作用が抑えられるため、前立腺がんや脱毛などを抑制できるという期待もされているのです。
 
 
エクオールは大豆由来のイソフラボンが原料になっており、大豆は腸内の善玉菌のエサにもなりますので、大豆食品を多く摂ると腸内フローラの改善効果が期待できます。エクオールを腸内で作れる人、作れない人とに分かれますが、エクオールを作れない人が継続的に大豆食品を食べ続けていると、エクオールが作れるようになるという研究報告もありますので、日々の食生活に取り入れて、腸美人を目指しましょう!