性格も変える!?腸内環境とセロトニン 1日1回のハグで「うつ病治療」

こんにちは。腸活スタッフです。
昨今の「脳科学」「脳トレ」ブームにより、テレビ番組などで脳に関する情報を見聞きする機会が増えました。書店でも、脳を扱った書籍がたくさん並べられ、人々の関心の高さを物語っています。脳内で分泌される神経伝達物質が、私たちの意欲や充実感、幸福感に影響を与えていることは、広く知られるようになってきました。ただ、最近の研究で、それらの物質を脳内に増やすには、腸内環境を整えることが必要不可欠だとわかったのです。そのため、腸は第二の脳と言われています。
 

【キーワードは「幸せホルモン」】
「幸せホルモン」とは、脳の中にある「セロトニン」や「ドーパミン」といった一部の神経伝達物質のことを指します。これらセロトニンやドーパミンは、9割近くが腸の中で作られています。
これらの物質が正常に分泌されていると、人間は前向きな気持ちを保てることがわかっています。一方、「幸せホルモン」が乏しくなると気持ちは沈みがちになります。
(尚、うつ病患者はセロトニンの分泌量が少ないと言われています。)

 
【「幸せホルモン」が不足すると・・・うつ症状を招く】
一般的にセロトニン不足で自覚しやすいものとしては、「朝がつらい」「寝つきが悪い、眠れない」「精神的に不安定になる」という症状があります。

その中でも、セロトニン不足が招く症状として「うつ病」があります。「うつ」症状を発症するメカニズムは、完全に解明されているわけではありません。しかし、現在、最も説得力を持っている説が、「セロトニン仮説」です。
これは、強いショックやストレスが心身に負担を与え、脳内の神経伝達物質の働きが低下し、心のバランスが崩れることでうつなどの症状が現れると説明されています。セロトニンをはじめ、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンなどの分泌低下が原因であるというこの説が、現在の主流になっています。
 


 
【ストレスとセロトニン】
セロトニンが不足する原因は、「不規則な生活」「食生活の乱れ・偏食」「運動不足」「日光を浴びない生活」など・・・多岐にわたります。その中でも、脳内のセロトニンが不足する最大の原因は、「心や身体に継続的にかかるストレス」です。
胃や腸はストレスに弱く、ストレスによって腸の蠕動運動が衰えて腸内環境が悪くなり、セロトニンが作られなくなります。
 

例えば、入学・進学・転校、入社・転勤・転職、ママデビュー(出産、公園、子どもの入園・入学・ママ友など)の時期などは、期待や希望という前向きな気持ちに、不安や緊張というマイナスのイメージが交差して、頑張ろうと思えば思うほど、負のサイクルに陥りやすくなります。
こんな時は、心身に二重のストレスがかかり、セロトニンの分泌が低下している状態です。新年度や新生活を迎えて1ヶ月目くらいに、五月病といわれる症状が現れるのも、こうしたストレスから来るセロトニン不足が原因かと思われます。
その他にも、気圧の変化による自律神経の乱れなども関係していると言われています。


 
家族、友人、職場・学校での人間関係に恵まれていないと、そのストレスからセロトニン不足になりがちです。
人づきあいが苦手、一人暮らしが長い、ひきこもりがちなど、人との接触が少ない方は、悪循環に陥りやすいため、他の方法でセロトニンを増やすように心がけることが大切です。
 

セロトニンは、人とのコミュニケーションによって分泌が高まることがわかっています。親子や夫婦、恋人とのスキンシップ、家族や友人との何気ない会話、マッサージ、髪を撫でるなどの触れ合いが、セロトニン活性化やストレス耐性に効果があります。最近、1日1回(30秒程度)の「ハグ」を勧めている研究者もいます。1日30秒のハグで1/3は解消されるとか・・・

また、ペットとのスキンシップでもセロトニンが増えるということなので、ハグはちょっと…という方は良いかもしれませんね!
 


近年では、人々が「キレやすくなった」とよく言われますが、「セロトニン」減少の影響で、感情や体をコントロールできなくなっていることもひとつの原因ではないでしょうか?
ストレスを軽減する方法は、人によっても様々です。「音楽を聴いたり」「本を読んだり」「スポーツをしたり」・・・生活をしていると、ストレスは避けられないものですが、日々の生活の中で上手にストレスを発散し、ストレスに強い身体を作っていきましょう!